弘前公園の桜が満開になりました🌸
ここ本丸から見える岩木山（別名は津軽富士）と桜は弘前公園屈指の景観です
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弘前公園のシンボルでもある３層の天守閣で東北地方では唯一江戸時代築城当時から残る貴重な現存天守です❕
全国でも築城当時のまま残っている天守閣は12しかないんですよ
お城と桜には深いつながりがあって明治維新で徳川幕府が終わり全国のお城が廃城となり取り壊される中、なんとか徳川幕府の奨励した桜の文化を残そうと、そして戊辰戦争で亡くなった者への慰霊をこめ明治初期に旧藩士や地元の人たちによってお城跡に沢山の桜を植えたという歴史があるんです
弘前城もそのうちのひとつで全国桜の名所100選にお城跡の公園が多く選ばれているのはそういう理由なんです💡
例えば北海道の松前城や上田城とか高遠城などお城跡には必ず桜が植えられ守られています💡
弘前公園内にある日本最古いや世界最古のソメイヨシノで明治15年に植えられたものです💡
ソメイヨシノの寿命はだいたい60年くらいなのにその倍以上も生きています、ほぼ満開でしたよ
それでは弘前城の桜がなぜ長生きで老木なのにこんなに沢山の花を咲かせるのか気になりませんか❔
それはなぜかというと津軽地方は昔からリンゴの生産量が日本一というのと関係があるんです💡
日本一のリンゴの生産を生み出す栽培技術のひとつ剪定（枝を切り再生させる）を桜に応用したら樹勢が回復し、この木をきっかけに園内の桜全てに剪定（せんてい）や樹木医の徹底した維持管理があって日本一の桜の名所になったんです⤴️
なので同じソメイヨシノでも弘前公園内のソメイヨシノは他の場所に咲いてるソメイヨシノよりも花が多いんですよ✨
それでは日本一の桜の管理と技術で大切に育てられ守られてきた園内の桜をご覧下さい
本丸を中心にしだれ桜も満開でした
お濠の桜並木のアーチや桜のトンネルも満開でした🌸
おとつい満開宣言が出たばかりできのう雨が降ったあと今日は晴れたので、さらに全ての花が開いた感じです
あさってが雨なので今日明日が１番の見頃でしょう
（花の命は短い⤵️）
珍しいフゲンソウというキミドリ色の桜も咲いてましたよ💡
この花も初めて見ました❗
そして 内堀には遅咲きのヤエザクラも沢山あるんです🌸
公園から東門を一歩外に出ると津軽地方を統一した藩祖の津軽為信（ためのぶ）公の銅像が弘前公園を見守るようにたっていました
この人がいなかったら日本一の桜の名所は生まれなかったでしょう
城下町には江戸時代の茅葺きの武家屋敷も残っていました、雪国ならではですね
もう少しすると桜が散って外濠がピンクのジュータンのようになります🌸
お堀に花びらが小さな筏のように浮かぶ事から花筏（はないかだ）と呼ばれ花が多い弘前公園ならではの散り際も見事です✨
これだけの桜が舞う桜吹雪も見応えありですよ
全国の桜の名所をまわって来ましたがやっぱり弘前公園の桜が日本一だと思います❕
咲き始めから散り際まで様々な景観があって二週間位は楽しめるし、園内には約50種類2600本もの桜があります💡
寒い北国は桜が同時に咲きそろうのでしだれ桜もソメイヨシノも一斉に咲き乱れます、そして寒いところの桜はピンク色が濃くなるんです、アントシアンという赤色成分が色濃く出るんだそうです
弘前公園は一生に１度は行く価値のある桜の名所ですよ
夜桜のライトアップもまた幻想的で素晴らしいですよ🌃✨🌸
